について

シェフ・雲文寛は、カナダのバンクーバーで生まれ育ち、家族が経営する日本料理店で料理への情熱を育みました。夏休みには滋賀県の祖父母が経営する旅館で過ごし、日本の伝統的な料理との絆を深めました。高校卒業後は、バンクーバー市内のトップレストランで経験を積み、休日には自宅でのパーティー向けにケータリングも手がけました。
 

2018年に日本へ移る前、雲シェフはブリティッシュ・コロンビア州の高級フィッシングロッジで料理長を務め、またフロリダ州フォートローダーデールではプライベートシェフとしてヨットでの仕事を経験しました。
 

日本では、大阪の「鳥匠石井」や「ラ・ルッチョラ」で技術を磨き、COVID-19のロックダウン中には、バンクーバー時代からの友人と共に東京・祐天寺で「Ramen Breakbeats」の立ち上げを手助けしました。その後、豊洲市場で1年間働き、魚の解体や仕入れの専門知識を習得しました。
 

彼女の家族の故郷である中国・西安の豊かな料理伝統に触発され、雲シェフは、自身の日本料理の技術と中国の力強い味わいを融合させた「雲山（Unzan）」を開業しました。雲山では、両国の伝統を尊重しながら、独自の味わいを追求しています。日本の最高の食材を使用した、特別なテイスティングメニューをぜひご堪能ください。